農のしごと

わたしたちは

兼業農家・サクラファームの

お米づくりを手伝っています。

 豊田市の山間部でつくるミネアサヒ。

標高約300mにある小さな田んぼでの作付けは

手間がかかります。

小さく不整形で段差もあります。

ここではイノシシや鹿対策が必要です。

水は山からの清水を引き込みます。

お店で並ぶお米は同じ顔をしているけれど、

実際田んぼに入ってみると

お米が作られる環境はずいぶんと違うんだ、

ということを実感します。

 

わたしたちが毎日食べるお米。

三河山間部稲作の多くは兼業農家の

本業収入や年金収入に支えられています。

 

山間農業の将来について、

実践を通して考えています。

 



2020

 




2019

6月下旬から長雨による日照不足となり、7月下旬から8月上旬にかけて異常高温が続き、収穫を迎える9月は台風の多い気象でした。

JA足助管内の一等米の割合は61.6%で昨年よりやや改善しました。

標高300mの栽培を基準に開発されたミネアサヒは高温に対する耐性が低い為、こと低地では異常気象による影響が今後も懸念されます。



2018

夏の異常高温に加え秋には雨天が続き、稲刈りの時期に影響を与えました。JA足助管内の一等米の割合が55.5%(2017は67.0%)というシーズンでした。

高温のせいで稲のデンプン生産能力が追い付かないまま稲が成長してしまい、その結果、白濁部分ができてしまうお米(白未熟粒)の割合が増えたようです。